私は日本にいる間は、ガーデニングなどしたことがありませんでした。
こちらでは切り花はもちろんですが、ちょっとした鉢植えの植物をお呼ばれの手土産にすることも多いです。
スーパーマーケットでもかわいい鉢植えの植物がたくさん売られています。
春先は、ついついかわいいチューリップの切花や鉢植えなど買いたいたくなりますが、
球根から育てるのも、実はそんなに難しくありません。
Holland Ridge Farm のチューリップ畑
昨年の春、Holland Ridge Farm (Cream Ridge, NJ)から、チューリップの切花を購入しました。公式サイトはこちら。
こちらは毎春大きなチューリップのイベントがあるのですが、昨年はパンデミックのロックダウンでイベントが中止になってしまいました。で、育ってしまったチューリップを切り花として売りに出したのです。
その時買ったものが、こちら。長持ちしました。
Holland Ridge Farmから買ったチューリップの球根
4月の切花が好評だったのか、昨年の秋にはチューリップの球根を売り出す旨連絡がありました。
購入してもすぐ土に、という訳ではありません。
住んでいる場所によって、捲く時期が違います。同封されてきたガイドによると、ニュージャージー州は10月後半に土に埋めるのがよいみたいです。
球根はビニール袋に入ってくるのですが、指示に従い袋から出して、直接段ボール箱に入れました。
土に埋める時が来るまで、ガレージで保存しました。
地面に植えるか、プランターを使うか。
私は地面に直接植えたかったのですが、リスに掘り返されて球根が食べられてしまう可能性が大なので、プランターに植えることにしました。
直径40㎝、高さ30㎝位のプランターを2つ買って、1つに25こずつ植えました。
実際はちょっと遅れて、11月の第1週に植えて、芽が出てくるまでまたガレージで保存しました。
ガレージ保存中、球根を埋めた時に肥料を溶かした水をやった以外は、水はやりませんでした。
Tulips in potsなどでYoutubeをサーチすると、やり方がいろいろ出てきます。
プランターの利点は、日当たりによって起き場所を変えるのが容易なことと、リス対策がしやすいことです。
チューリップの芽が出た後のケア
2月中旬ごろ、芽が出ているのを発見しました。
丸で囲った部分に小さな芽が出ています。
それ以来、日中は外に出し、土が乾いたら水をやっています。
朝晩はまだかなり寒くなるので夕方ガレージに戻しています。
日中が60F以上の暖かい日は、鹿・リスよけのネット、寒い日はビニールでプランターに蓋をして外に出しています。
即席ビニールハウスの効果があったのか、今日時点で、こんなに育ちました。
鉢植えチューリップの球根を再利用
昨春鉢植えチューリップを買ったのですが、花が終わった後、球根を保存しておきました。
花が咲き終わった後、花は茎の根元に近い所で切ってしまいます。
葉は黄色くなり枯れてしまうまで残しておきます。
葉は太陽の光を吸収して、球根に栄養をためこむので、葉が緑のうちは切らずにおきます。
葉が枯れたら根元で切り、球根を掘り出して封筒に入れ、暗く涼しいところで保存しました。
球根は、地面の中に残しておいてもいいようですが、リスに掘り起こされ食べられる恐れが大なので、私は掘り出してしまいました。
11月の最初、Holland Ridge Farmで購入した球根を植えた際、試しに植えてみました。
再利用の球根からは、1月ごろ芽が出ました。
こちらは外に出さず、屋内の日当たりの良い場所へ移動しました。
成長もとても速いです。
でも全体的に昨年より小さいし、花や葉の色も薄い気がします。
2年目なのでこんなものなのでしょうか。
ただなので少し得した気分です。
まとめ
チューリップを球根から育てるのは難しくありません。
一番大事なのは植えるタイミングと、根気だと思います。
球根を購入して秋に植え春を楽しみに待つか、一度花が咲いた球根を再利用することもできます。