私の住んでいるアメリカニュージャージー州にも、最近ようやくスーパーのレジ袋(こちらではただ単にPlastic Bagと呼ばれます)無料配布禁止・有料化の波がおとずれるようになりました。
ニュージャージー州では、州による規制ではなく、市や町ごとに規制が異なります。
やはりアトランティックシティーなど海岸沿いの町は、レジ袋、プラスチックのストロー禁止の町が多いですが、まだ検討中、2020年から実施という町や、まったく検討していない町がやはり大半です。
残念ながら私の住んでいる町は、検討すらしていないようです。
でもWegman's(ニューヨークベースのスーパーマーケット)に行くとやはりマイバッグを持ってきている人が大半です。
Wegman'sではReusable Bag(日本のマイバッグ、エコバッグに相当)を99セントで売っています。
ひとつ難点をあげれば、Wegman'sはマイバッグを持って行っても割引にはなりません。
WholeFoods系のスーパーに行くと、マイバッグ一つにつき5セントお金が戻ってきました。
割引がなくとも、私はマイバッグを持って食料品の買い物に行きます。
たまに会社帰りにスーパーに寄ると、バッグを忘れてることがありますが。
どちらも無料でもらったもの。
ただが一番です。
青のバッグはEarthDayの日に配られていました。
レジ袋だけが問題なの?
プラスチックはレジ袋だけでなくさまざまな食品の容器に使われているのに、なぜレジ袋だけがターゲットになっているのか?
個人的に思うのはレジ袋はただのゴミになりやすいからだと思います。
私の住んでいる町ではガラス、缶、プラスチック容器は7のものまで、リサイクルでき、家の前に所定のバケツに入れて出しておけば回収してくれます。
でもレジ袋は、家庭リサイクルの対象外*なのです。*住んでいる州や町によってリサイクルのルールは違うのと、たまにアップデートされることがあります。
なのでほとんどの人はレジ袋をゴミとして捨てることになります。
我が家ではレジ袋をゴミ袋として使い、ゴミ袋を買うのを減らしています、というかゴミ袋は買っていません。
残ったレジ袋はWegman'sに持って行ってリサイクルしてもらっています。
ほとんどのスーパーマーケットには、レジ袋をリサイクルする大きな箱があるので、少し面倒ですがまとめて持って行くのが良いです。
究極のエコ?
アメリカでもハワイは、だいぶ前からスーパーマーケットでのレジ袋が禁止になりました。
ハワイの海はいつまでもきれいでいて欲しいですよね。
まだレジ袋が禁止になる前に見たのですが、ワイキキで、食料満杯につんだショピングカートを押している人がいました!
スーパーからの帰宅途中と思われました。
ワイキキでは車を持っている人は少ないですし、店からカートを押してくる以外買った商品を持って帰る手段がなかったのでしょう。
小型の引くカートでなく、スーパーにあるこういうやつでした。↓
泊まっていたコンドミニアムの廊下でも、スーパーのカートが停められているのを見たことがあったので、スーパーのカートをマイカートにしてしまう人もいたみたいです。
さすがアメリカスケールが違う。マイバッグならずマイカート。
今思うとこれって究極のエコだなと思います。
車にも乗らないし、レジ袋ももらわない。
昔の方がエコだった
私が子供のころは、母が町内を回っているお豆腐やさんに、容器を持って買いに行っていました。もちろん日本です。
牛乳も毎朝ガラス瓶の牛乳が届けられて、夜、空き瓶を外の牛乳箱に入れて置けばよかったのです。
遠足も今のようにペットボトル入りの水を持って行くのでなく、水筒に麦茶なんかを入れて持って行っていた記憶があります。
昔のほうがずっとエコだったのですね。
私の周りは、ほとんどマイボトルを持ち歩いています。
私もこのようにThermosに水を入れて持ち歩いています。大きい方は750mlサイズでゴルフとオフィス用に、小さい方は300ml位で短時間の外出用です。
何年も使っているので費用的には完全に元をとったかな、といった感じです。
毎度ペットボトルを買っていてはお財布にも環境にも優しくない。
とても小さなエコですが、長く続けることが大事ですね。